スポーツ療育

スポーツ療育について

体を動かすという行為は、健康に生活をしていくうえで必要な行動です。
スポーツ療育は、体力や運動能力の向上だけが目的ではなく、スポーツを楽しむことで心身ともに成長し、スポーツを通じて心も身体も育んでいくのです。

身体を動かすことにより見込まれる効果は多岐にわたります。

まず、身体を動かすことにより、筋力がつきます。筋力がつくことにより、筋力が弱く姿勢保持が苦手で猫背になってしまっている子どもの姿勢が改善された例があります。そして姿勢が正しくなることは、精神面の安定に繋がります。

身体を動かすことにより、筋力だけでなく、体力と持久力をつけることができます。体力がつくと免疫力が高まり、風邪をひきにくくなります。持久力がつき身体が疲れにくくなります。

また、身体の柔軟性が向上します。柔軟性が向上することにより、怪我をしにくくなったといった例もあります。血行が良くなり筋肉への負担を抑えることができます。

このように、身体を動かすことによる効果は多岐にわたります。

そのほか、精神面にも効果があるのです。
例えば、子どもの状況に合わせて細かくステップを分け、少しずつ段階を上げていくことにより(スモールステップといいます)、課題をクリアしやすくして、できることを増やしていく。そうすることにより、自己肯定感が高まります。

誰かと協力して何かをする、そして成し遂げることによりみんなで達成感を味わい、他者とのコミュニケーション能力が培われます。

このほかにも、運動して身体を動かすことにより、幸せホルモンといわれる「セロトニン」が分泌され、ストレスや不安を減らして精神的にも安定するのです。

スポーツ療育による全身運動は、ただ身体を動かすということだけではなく、身体や心の健康にも繋がります。そして脳への良い刺激にも繋がるのです。

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